12月も半ばを過ぎ寒さも本格的になってきましたよね。朝、布団から出るのが辛い日々(笑)エアコンのタイマーセットが欠かせない。
さて、10月の終わりころに母と妹と一緒に近くのショッピングセンターに冬用の洋服を買いに出かけたことを書きました。

その後もほぼ毎週末、母を施設から外出させ家に連れて帰っています。お天気の良い日はお出かけすることも。11月の終わりには山口県宇部市のときわ公園に出かけました。
緑と花と彫刻に彩られた総合公園
ときわ公園とは – ときわ公園|山口県宇部市ときわ公園の面積は約100ha。東京ドーム40個分ほど。小さい頃、父や母がよく連れて行ってくれましたね。
昔の面影を残しながらもずいぶん変わったなという印象です。NHKが募集した「21世紀に残したい日本の風景」では、総合公園として全国で第1位にランキングされたそうですよ^^
ときわ公園内には遊園地もあります。規模は大きくありませんが、小さいお子さんは喜ばれると思います。絶叫系はほぼ無いと思います。
ことりが小さい頃はジェットコースターもあったのですが、今はメリーゴーランドや観覧車、ゲームコーナーといったゆったり遊べるものがほとんどですね。
植物館内は車いすでもゆっくり楽しめます
今回ときわ公園へ行った目的は植物館。
「世界を旅し、感動する植物館」をコンセプトにしたこの植物館は8つのゾーンがあり、それぞれにシンボルツリーが植栽されています。
8つのゾーンとシンボルツリー
- 熱帯アジア – バニヤンツリー
- 熱帯アメリカ – パラボラッチョ
- アフリカ – バオバブ
- 南アメリカ – 鬼面角(キメンカク)
- 北中アメリカ – 武倫柱(ブリンチュウ)
- ヨーロッパ – オリーブ
- オセアニア – ボトルツリー
- 中国・アジア – ハンカチノキ




11月はまだ温かい日も多かったのですがこの日はすこし肌寒い寒さでした。ですが植物館内はとても温か^^ 厚着をしていた私たちは上の1枚を脱いでしまうくらいでしたね^^;
公式サイトにはその月の見どころなども紹介されていて、12月は「オオバナソシンカ」や「フブキバナ」「ハイビスカス ブラックキング」「シンビジウム」「アセロラ」などが見どころみたいです。
館内はバリアフリーに対応していて、車いすでも余裕をもって進めるだけの通路幅があります。
若干坂になっている部分もあるにはあるのですが進むのに困るほどではありませんでした。寒い季節でも植物館内は温かいですからゆっくりと見てまわれてとても良かったですよ^^
植物園の入場料(個人)
一般(18歳以上70歳未満) | 300円 |
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70歳以上 | 200円 |
高校生以下(18歳未満) | 無料 |
※身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は無料
ときわ公園の入園は無料
実はこのときわ公園自体の入園料は無料なんです。
これだけの広さの公園を無料で開放しどうやって維持しているのだろう?と疑問に思いませんか?
ときわ公園の収入は、駐車場料金、ときわ公園内にある動物園の入園料、ミュージアム使用料、ときわレストハウスなどからになります。
とはいえ、これだけの広さですからかなりの維持管理費が発生すると思われるわけですよね。
それを支えてくれているのは企業や団体のボランティア。多くの方々に支えられ無料で開放していただけているのです。
お弁当を持参し、ときわ湖をながめながらゆっくりとお昼ごはんも楽しめますが、持ち込んだ後のゴミなどは各自で持ち帰るなど感謝の気持ちを持って利用したいものですよね^^
私たちもときわ湖を眺めながらお昼ごはん。すぐそばにはペリカンたちがたくさんいて、思わずペリカンたちと記念写真(笑)

私たちは母の体調も考えそれほど長くは滞在していませんが、園内はとても広いですからご家族で1日のんびり過ごすにはとても良いと思います。
お天気が良い日は芝生の広場でフリスビーをしている人も見かけますよ^^
母の変化
ときわ公園に行ったのが11月の終わりころ。その後も毎週末に母を連れて帰っています。
この季節は肌が乾燥するので母の顔をマッサージ(笑)

とても気持ち良さそうにうとうとしていましたね^^
その前は瑠璃光寺に出向きお抹茶を。

母はお茶とお花をやっていたので器の持ち方も自然と出来ているんですよね。美味しそうにお抹茶を飲んでいました。
最近は聞き取りにくくなっていた母の言葉も少しずつですがはっきりとしてきています。認知症は治ることはないと言われていますが、どう接していくか、どう環境を整えていくかによってこんなにも変わってくるんだということを実感しています。
担当の先生にもとても感謝しています。母を診てくださっている先生のことに少し触れている記事はこちらです。
