12月になりましたね。今年もあと1か月をきりました。
母の介護を実家に住む妹と協力してということから実家の真裏にある賃貸物件に引っ越したのが約2年ほど前でした。急遽、実家の真裏に引っ越しをしたのですが、息子とふたり暮らしの私たちには広すぎる物件で、賃貸料もそこそこかかっていました^^;
現在は有料老人ホームで生活をしている母。
今後も母の介護は続いていくわけですが、施設にお願いしたことで落ち着いてきたのは確かです。そこで、少し小ぢんまりとした物件に引っ越すことになりました。
立会検査
退去する部屋は積和不動産さんのMAST物件。
立会検査当日、私より随分お若いだろうなと思われる男性が検査を担当されました。とても腰が低く柔らかな印象の方でしたね。
積和不動産さんの物件に引っ越した当初は母の介護のことがあり急遽だったのでお部屋を拝見してすぐに契約をしたのですが、今回退去するにあたってはネットなどで積和不動産さんに関していろいろと調べたりもしていました。
すると、ネット上ではあまり良いとは言えないようなことばかり書かれているんですよね^^;
そういうこともあって、ずいぶん構えて立会検査に臨んだ感じでした。おかしなことを言われたらちゃんと言ってやるぞ!くらいのいきおいで(笑)
こちらの過失による汚れ、破損はない状態
退去する時の部屋の状態はというと
- 壁紙等の汚れはない(入居時とほぼ変わらない)
- 破損させた部分はない
もちろん、これは私が部屋の状態を見てということであって他の方が見た場合はまた違って見える可能性はありますよね。
ただ、引っ越すことを前提でお借りしていた物件だったので押しピンのひとつも挿していませんし、冷蔵庫の裏の壁にできてしまう黒ずみなども全くありません。キッチンの油汚れも日々お掃除していましたので全くないと言って良いと思います。
本当に入居時とほとんど変わらない状況だと思っていました。
お掃除もしっかりとした上で立会検査の日を迎えたつもりでいます。
敷金から引かれるもの
立会検査以前に敷金からあらかじめ引かれることが決まっているものがあります。
これは不動産会社、物件によっても違っていますが、私がお借りしていたMAST物件の場合は
- 部屋のクリーニング費用(部屋の広さによって金額が異なる)
- エアコンのクリーニング費用
このふたつが必ず引かれます。それが約7万円くらいでした。
予想外だった修繕箇所
立会検査はスムーズに進んでいきました。
「とても綺麗につかってくださっていますね」とおっしゃってもいただきましたし、何も引かれるものはないだろうと思っていたんですよね。私自身が言うのもあれですが、綺麗に使用していたほうだと思います。
ところが、ある部分の修繕を指摘されてしまったんですね。
それが脱衣場のクッションフロアです。
汚していたわけではありません。問題は洗濯機です。クッションフロアなので凹みが出来てしまっていたんですね。
少し古い物件の場合は洗濯機置き場には防水バンがあり、その上に洗濯機を置くようになっているものが多いのですが、比較的新しい物件は防水バンがなく直に洗濯機を置くようになっているものも多いです。
その理由は、防水バンを設置した場合は洗濯機の大きさが限られてしまうからなんだそうです。
ですが、それはこちらの過失ではありませんし、クッションフロアである以上、凹みは必ず出来てしまうものです。これを修繕と言われても納得いきませんよね。
もちろんそれは伝えました。
が、修繕を指摘されたのは凹みではなく、凹み内についた色。薄っすらと黄色っぽい色がついてしまっていて、この色がついている場合は修繕の対象になると言われました。
これは洗濯機によって色がついてしまうものとつかないものがあるそうなのですが、うちの洗濯機はその色がついてしまっていたわけです。
ということで、脱衣場のクッションフロア全面張替です(汗)
クッションフロアの張替費用の4割がオーナーさん負担、そして6割がこちらの負担ということでした。
納得できたわけではないけれど…
今回、立会検査で修繕を指摘された箇所はその1か所のみ。
正直、脱衣場のクッションフロア全面張替について異議がないとは言えません。
洗濯機は引っ越しの際に購入した新しいものを使っていましたし、洗濯機によって色がつくものとつかないものがあると言われても事前にそれをわかって洗濯機を購入できるのかというと難しいと思います。
ですが、たとえ小さく薄い色でも気になる方は気になるだろうと思いますし、次に借りられる方が気持ち良く使っていただけるのならということで了承しました。
私はこの修繕に関して了承しましたが、修繕を指摘され納得いかないのであればしっかり担当の方に伝えてみてください。
不動産会社がどのような考え、方針で検査をされているのかはわかりませんが、あきらかな過失による汚れや破損でない場合はそのことを伝えれば敷金から引かれずにすむかもしれません。
ということで立会検査も無事に終わり、クリーニング代など必ず引かれる費用を含めても敷金はいくらか返ってくる計算になります。三分の一くらいの金額ですね。
それと、私の場合はという前提ではありますが積和不動産さんに関してネットで色々と拝見したような悪質な感じは全く感じませんでした。
検査に来られた男性の方もとても礼儀正しい方でしたし、上記のような修繕を指摘はされましたが、それ以外で納得いかないということもなかったですしね。
逆に大きい不動産会社が管理している賃貸物件のほうが、ちょっとした要望に対する融通はきかないとしても意外と修繕箇所などの基準は明確なのかもと感じました。