愛犬を連れての九州旅行2日目に利用させていただいた宿は、大分県玖珠郡九重町にある旅籠 彩くらさん。
1日目の一壺天さんと同様に、周りを自然に囲まれた空気がとても美味しいところ。こちらは昨年くらいにオープンしたのかな?まだ新しい宿ですね。
1日目の一壺天さんについてはこちら。

ペットと一緒に宿泊できる棟は4棟
ご紹介ムービー|旅籠 彩くら|大分県九重宝泉寺温泉|公式サイト全室離れとなっていて、わんちゃんと宿泊可能な棟は現時点(2016年8月)では4つ。

外観は普通のお家のような感じです。私たちが利用させていただいたペット可の棟は「深山(みやま)」というお部屋。

全8棟ある離れのタイプは2種類。 私たちが利用させていただいた「深山(みやま)」はRoomTypeⅠで、8帖和室+7.5帖洋室+露天檜(ひのき)風呂になっています。RoomTypeⅡは、10帖和室+7.5帖洋室+露天岩風呂のようです。
どちらのタイプにも2部屋ほどペット可のお部屋があります。
では、ここから「深山(みやま)」のお部屋の中をざっとご紹介しますね。
1日目の一壺天さんと比べると、シンプルなお部屋です。
深山(みやま) 部屋の中の様子
7.5帖洋室


シモンズセミダブルのベッドが2つ。
8帖和室
またまたことりさんはやってしまいました^^;和室の写真をほとんど撮ってない。しかも唯一あった下の写真。ブレブレですから。

気を取り直して…。
畳は、濡れても良い畳ってあるじゃないですか。お風呂に敷いても良いっていう…おそらくあのタイプの畳です。わんちゃん可のお部屋だからかな。
ゲージは折りたたみのゲージが用意されていました。
うちのように小型犬2匹であれば余裕ですね。

お部屋はこの2部屋のみ。
50型という大きめのテレビもあり、コーヒーセットなども揃っています。
全体的なお部屋の印象としては、旅館というよりも小奇麗なロッジみたいな感覚かなと思いますね。
お風呂

ウッドデッキには檜風呂。小さめのお風呂でひとり用ですね。和室のブラインドを下げないと丸見えです^^;
お風呂に関して注意点を。
このウッドデッキにある檜風呂と洗い場は別の場所にあります。

脱衣場があって、そこに2つの扉…片方が檜風呂があるデッキに出る扉。もう片方が洗い場(シャワールーム)への扉になっています。
しかも、洗い場がめちゃくちゃ狭い!
ビジネスホテルのユニットバスの浴槽を除いた部分より少し広いかな?くらいなんです。二人とか三人でゆっくり…というのはまず無理ですね。
洗い場というよりもシャワーブースという感じです。それはそれでホテルや旅館でもよく見かけるスタイルだと思うのですが圧迫感があるというか^^;
ただ、貸切家族風呂も用意されていて、フロントに連絡すれば利用することが可能です。が…ここでも注意点があるんですよね。
貸切家族風呂はとっても広い岩風呂なので、みんなでゆっくり入浴できます。でも、こちらも洗い場が無いんです。(2016年8月の時点)
なので、お湯に浸かるだけしか出来ない。体や髪を洗ったりということはできません。各棟のシャワーブースで洗うしかないという^^;
ここが本当に残念。どうして洗い場が無いんだろう…。私がよく知らないだけでそういうものなの?
アメニティ

アメニティはひととおり揃っています。
タオル、歯ブラシ、シャンプー類などはもちろん、洗顔、化粧水、乳液なども揃っていました。バスローブや部屋着もあります。
それと、女性限定ですが「ミキモト化粧品」のお試しセットのプレゼントがありましたよ^^

こういう心遣いは嬉しいですよね。このプレゼントがずっと続くのかは不明なのですが、これは嬉しかったです。
夕食と朝食
夕食と朝食の様子も写真を撮りたかったのですが、こちらは個室ではなく他の宿泊客の方もおられましたので撮影は控えました。
なので、お食事の写真はありませんが、夕食の内容を…。
- 季節を取り入れた4種の彩り
- 大分県産夏野菜のテリーヌとローストビーフ
- 九重夢ポークシチュー
- 桜鯛のポアレ
- 豊後黒毛和牛のヒレステーキ トリュフの香りで…
- 御飯、滑子汁、お漬物
- 自家製アイスとクレープロール カットケーキ
大分県の地産地消にこだわった「郷土懐石」。洋食を中心としたコースになっています。種類は少ないですがビュッフェコーナーもありました。
地産地消(ちさんちしょう)とは、地域生産・地域消費(ちいきせいさん・ちいきしょうひ)の略語で、地域で生産された様々な生産物や資源(主に農産物や水産物)をその地域で消費することである。
引用元:ウィキペディア
※わんちゃん専用のメニューはありませんので、ご自身で何らかの準備が必要です。
これからに期待したい宿
スタッフさんの対応も悪くありませんし、最近完成したというドッグランも、わんちゃんの足腰のことを考えクッション性の良い杉の皮が敷き詰めてあったりと配慮もあったのですが…。
貸切風呂の洗い場の工夫、高級感という意味では物足りなさを感じる、など全体的にあと一歩という部分も多々あったかなと。
まだ新しい宿ということもあると思いますので、これからに期待したいですね。