日中も涼しくなってきたので母を連れて山口ゆめ花博に行ってきました。朝は少し肌寒いかなくらいだったのですが、午後からはうっすら汗ばむくらいの陽気でした。
1か月ほど前には毛利邸に行った様子をご紹介しています。

その時は毛利邸内に車いす用のトイレが無かったり、車いす用の駐車場がわかりにくかったりと多少戸惑ったこともあったので、今回は色々と下調べもしてから行きました。
山口ゆめ花博の開催期間は9月14日~11月4日
山口ゆめ花博までは車で約1時間弱くらい。
妹が福祉車両を購入したことで、車いすの生活になった認知症の母も一緒にいろいろなところに出かけることができています。


山口ゆめ花博の開催期間は2018年9月14日~11月4日までなので、あと半月ほど。私たちも仕事があるので開催期間に母を連れていけるかどうかギリギリのところだったので、行けて良かった^^
赤、青、黄色、緑、ピンク、紫…たくさんの花が一面に広がり、とっても綺麗でした。
山口から開花する未来への種まき

山口から開花する、未来への種まき。~150年を振り返り、次の150年につなぐ~
が開催テーマ。假屋崎省吾さんなど有名な華道家さんや写真家さんも参加されています。

身障者用駐車場は約530台駐車可能
駐車場はとても広くスペースが用意されていますし身障者用の駐車場もしっかり用意されていることは問い合わせていたので知っていました。ですが、土曜日ということもあり来場者がかなり多いだろうと予想できますから少し不安でもあったんですよね。
予想どおり、やはり人、人、人…。係員の方に「車いすなのですが」と声をかけると、「ハザードランプを点滅させて進んでください」との指示。
指示に従いハザードを点滅させて進むと、スタッフの方がしっかり誘導してくださりスムーズに身障者用駐車場へ。本当にとってもスムーズでした。ありがたかったですね^^
8つのゾーンの自然を楽しむ
花博の会場内には8つのゾーンがあります。
- ウェルカムゾーン
- 花の谷ゾーン
- 庭のパビリオンゾーン
- 森のピクニックゾーン
- 山の外遊びゾーン
- 海の外遊びゾーン
- 2050年の森のゾーン
- 海の大草原ゾーン
認知症の母はあまり長い時間人込みにいることが難しいため全てを見て回ることはできなかったのですが、「花の谷ゾーン」「庭のパビリオンゾーン」の2つのゾーンを楽しませてもらいました。

両サイドに様々なお花が気持ちよさそうに咲いていて自然と笑顔になれましたね。

母もとても穏やかな顔をしていました。






花博なので、どのゾーンもお花がいっぱいではあるのですが、特に花の谷ゾーンはめいっぱいお花を堪能できるゾーンです。まさにお花たちが私たちを包み込んでくれている感じでした。
優しい顔の花、元気な顔の花、おしとやかにそっと咲く花…お花は好きなのですがこれまで見たことないなという花もたくさんありました。
各トイレ全てに身障者用トイレが設置されています
花博内のトイレは全てに身障者用のトイレが設置されています。私たちがすべてのトイレを確認したわけではありませんが案内所で確認した際に教えてくださいました。
ただ、トイレによっては設置場所がちょっと…と思うところもありました。
土曜日なので人がとっても多い。トイレも長い行列が出来ているわけです。その行列に車いすの方も一緒に並ぶ形になります。
通路が狭いので障害者用のトイレが空いても並んでいる方の横を通ってすっと入るということが難しい。通れないわけではないのですが並んでいる方に迷惑になってしまいそうで、なかなかそうもいかず…という感じでした。
ほぼ全ての通路が舗装されています
駐車場から花博内まで、そして花博内のほぼ全ての通路は舗装されていますので車いすの方も問題なく楽しめると思います。
車いすの無料貸し出しもされていましたよ^^ 事前予約はいらないということですので来場当日でも大丈夫です。
誰もが楽しめ笑顔になれる場所を
多目的トイレの設置場所などもう少し工夫がほしいと思うところがなかったとは言えませんが、バリアフリー対策はしっかりしていたという印象でした。トイレの設置場所以外に困ったということはありませんでしたし、車いすもスムーズに移動できました。
母をいろいろなところに連れて行ってあげることができるようになったので次はどこに行こうかと調べているのですが、なかなかバリアフリー対策が整っているところというのが見つからない。
車いすだからとか、そういった理由で行きたくても行けない…ではなく、誰もが楽しめ笑顔になれる場所がもっとたくさん増えると嬉しいですね。